スパルタ英語・英会話 NCC綜合英語学院

<NCC東京新宿本校のドメインを下のサイトに提供しています>

TOEIC®
L&R
 

1. 概要
2. 特徴
3. 基礎知識
4. 問題構成
5. セクション別学習法
・リスニング
・リーディング
・語彙・文法
6. 受験アドバイス

セクション別学習法−リーディング

<レベル>初級 - スコア600未満中級 - スコア600〜800上級 - スコア800以上
<参考>リーディングの時間配分

日本語訳を利用することについて

問題のみならず、解答方法の指示や説明も含め、すべて英語であるTOEICの勉強に日本語訳を利用していて大丈夫なのだろうかと不安に思う人もいるかもしれません。もちろん、リスニングでもリーディングでも「英語を英語のまま理解できる」ことが理想です。

しかし、そういう理想のリスニングやリーディングがまだできない人が最初から英語を英語のまま理解しようとしても、意味を正確に理解しているかどうか確かめることもできません。そこで、「英語を英語のまま理解できる」ようになるためのステップとして日本語訳を活用する方が、初級〜中級レベルの学習者にとっては効果的です。

同じ教材を意味を考えながら何度も繰り返し聞いたり読んだりすることによって、「英語を英語のまま理解できる」という理想に近づけていくことを目指してください。


初 級
教材 日本語訳付きリーディング教材(語句・文法解説があるもの)

●精読+音読

1. 単語や表現、文の構造を確認しながら、英文を正確に理解する。
- 必要に応じて日本語訳を参照する。
2. 英文を意味のかたまりごとに音読し、すぐに日本語の意味を浮かべてみる。
- わからなければ日本語訳を見て確認する。
3. 英文をかたまりごとではなく、文末まで一気に音読して理解できるようにする。
4. 1つの英文を徹底的に読み込む作業を通して英語が頭に残る状態を作り出す。


リーディングの時間配分

100問を75分で解かなければならない Reading Sectionは時間との戦いです。「時間が足りなかった」ということがないようにするためには、問題ごとに制限時間を設定しておくことが必要です。時間配分の目安としてはPart5Part6が1問20〜40秒、Part7が1問60秒というのが妥当なところでしょう。

Part5Part6は「知っているかどうか」で決まる問題です。即答できなければ思い切って飛ばしましょう。 もちろん、後回しにした問題はテスト終了までに必ずマークをするようにします。

一方、Part7は時間をかければ正解にたどりつける問題です。Part5Part6で時間を使いすぎてPart7で時間が足りなくなってしまうということがないように気をつけてください。

このページのトップに戻る

中 級
教材 日本語訳付きリーディング教材(語句・文法解説があるもの)
国内発行の英字新聞(日本語の新聞と併用)

●区切り読み

1. 英文を見てできるだけ速く意味のかたまりを見抜き、切れ目に斜線を入れていく。
2. 文頭から順繰りにかたまりごとに一応の意味をつかんで訳していく。
- 和訳自体が目的ではない。あくまでも意味の理解に重点を置くようする。
3. 文の構造を確認しながら、それぞれのかたまりの意味をつないで文全体を理解する。
- 意味を正確につなぐためには、文の構造をきちんと理解していることが必要。
4. 正しく理解できたかどうかを日本語訳でチェックする。

●速読

1. 内容を理解しながら、できるだけ速く読み通す。
- 必ずストップウォッチなどで時間を計って行う。
2. 読み終わったら、1分間に何語読めたかを計算し記録する。
- 目標は1分間に150語。
3. 日本語訳でどの程度理解できたかを確認する。
- 目標は70〜80%の理解。

●探し読み

ここでいう「探し読み」とは、質問を先読みしてから、解答に必要な情報を求めて英文を「探し読み」することです。ポイントは次の2点です。
・解答に直接関係のない箇所は分からないところがあっても立ち止まらずに読み進める。
・解答に関係がある箇所については丁寧に読んで内容を正確に理解する。

こうした読み方は、目的意識を強く持って英文に取り組むという実践を積み重ねる中で身に付けることができるものです。「探し読み」ができるようになるまでにはある程度の時間が必要だということは覚悟してください。

このページのトップに戻る

上 級
教材 海外発行の英字新聞
英字週刊誌
英文雑誌やペーパーバック

●多読+精読

多読と精読を並行して行います。多読の場合はできるだけ速くたくさん読むようにします。知らない単語が出てきても意味を推測したり、場合によっては無視したりしながら読み進め、大意をつかむことに専念してください。

一方、精読は英字新聞の社説や論説、英字週刊誌のエッセイやコラムなどを対象に行います。その場合には、キーワードだと思う単語については辞書を引いて徹底的に調べます。できれば、その結果を自分専用のテーマ別単語集に整理していくといいでしょう。

●自然なインプット

リーディングでも自然なインプットを増やしていく必要があります。英字新聞や英文雑誌、ペーパーバックなどを自分の興味の赴くままにどんどん読んで大量に英語をインプットします。 そのために必要なのは情報感覚と問題意識です。

このページのトップに戻る

<関連サイト>
TOEFLガイド
・英検ガイド
IELTSガイド


スパルタ英語・英会話 NCC綜合英語学院

<NCC東京新宿本校のドメインを上のサイトに提供しています>