スパルタ英語・英会話 NCC綜合英語学院

<NCC東京新宿本校のドメインを下のサイトに提供しています>

英検の概要
- 各級の目安と合格率
- 英検の歩み
英検の特徴
各級の試験内容
- 4, 5級
- 3級
- 準2級
- 2級
- 準1級
- 1級
各級の学習法
- 2級
- 準1級
- 1級
終わりに

英検の概要

英検は国内最大規模の英語検定試験で、公式サイトによると、英検に英検Jr.と英検IBAを併せた志願者数は2015年度には320万人に達しています。

英検は5級から4級、3級、準2級、2級、準1級、そして1級まで7つの級に分かれているため、受験者は目標設定を無理なく行うことができます。「聞く」「読む」「話す」「書く」の4技能を測定し、受験者が志願する級の合否を判定します。

2016年度から合否の判定方法が変更になりました。詳細は公式サイト内の「2016年度からの新しい合否判定方法について」のページをご覧ください。

試験は1年に3回行われます。公開会場では、同じ試験日に同じ会場で全ての級が実施されます(ただし、1級の二次試験のみ11都市に限られています)。級によって試験時間が異なり、隣接した2つの級をダブル受験できるようになっています。

◇詳しい受験案内については公式サイトをご覧ください。

各級の目安と合格率

ここでの合格率は対受験志願者合格率(%)です。

目安 合格率
2012年度 2013年度 2014年度
1級 大学上級程度 10.0 10.4 10.4
準1級 大学中級程度 15.1 15.3 15.3
2級 高校卒業程度 25.0 26.2 25.1
準2級 高校中級程度 35.8 35.9 35.7
3級 中学卒業程度 55.3 53.4 54.6
4級 中学中級程度 69.8 70.1 69.4
5級 中学初級程度 83.0 82.4 82.0
<注>公式サイトの「受験の状況」(2012年度〜2014年度)に掲載のデータをもとに作成。

このページのトップに戻る

英検の歩み

1963年
4月に(財)日本英語検定協会が設立され、8月、文部省後援の下に第1回英検が実施された。ちなみに、第1回の志願者数37,663人、合格者数15,259人。当初英検は1級・2級・3級のみだった。

1966年
英検に対して中学校と高校からの反響が大きかったことから、4級が導入された。

1968年
2月に英検は「文部省認定の技能検定」に定められた。

1987年
準1級と5級が新設されて英検は6つの級になり、年間受験者数が200万人を超えた。

1994年
準2級が新設されて英検は7つの級になり、年間受験者数は300万人を超えた。

1997年
「よりコミュニカティブ」をキーワードとして、一次・二次試験がリニューアルされた。

2001年
受験機会を増やすために、年3回とも全ての級を実施する体制が整えられた。

英検廃止?!

この年の8月に文部科学省が、英検や工業英検など、所管の公益法人が実施している技能検定試験の認定廃止を決めましたが、マスコミ報道の一部には、試験そのものがなくなるとの誤解を与えかねないものもありました。これを受けて、日本英語検定協会は記者会見を開き「文部科学省の認定がなくても英検は従来通り実施する」と発表しました。協会としては、認定廃止を時代の流れと理解し、認定による規制がなくなることで、より時代のニーズに合う試験が作れるようになると前向きに捉えていたようです。

2003年
文部科学省がまとめた「『英語が使える日本人』の育成のための行動計画」において、国民全体に求められる英語力として、中学校卒業者の平均が英検3級程度、高校卒業者の平均が英検準2級〜2級程度という目標が定められた。

2004年
2002年から開始された一次試験の出題形式の改定が全級で終了し、また1級〜3級の二次試験の内容も一部変更になった。

改定に伴う1級の変更点

最も大きな変更点としては、一次試験における英作文問題の比重が増えたことがあります。従来からあった記述式の英作文問題が英文レター形式からエッセイの作成となり、語数が100語→200語と倍増し、配点も10点(総点に占める割合11%)→28点(35%)と増えました。他に、記述式の英文要約問題や長文リスニング問題が廃止され、語彙問題が削減される一方、リスニングに新たにReal-life形式の問題が追加されるなどの変更がありました。

2006年
前年度に、技能審査制度における認定システムが政府方針により廃止され、英検は文部科学省後援となった。

2014年〜2016年
英検協会は2014年9月、異なる試験を相互に比較できる国際基準のCEFRに対応した新しいスコア尺度CSEを1.0版として開発、翌2015年12月には精度の向上したCSE 2.0版を発表した。これに伴い、2016年度からは成績表に英検CSEスコアが新たに記載されるようになった。
- CEFRはCommon European Framework of Reference for Languageの略。詳細は英語4技能試験情報サイト内の「CEFRについて」のページをご覧ください。
- CSEはCommon Scale for Englishの略。詳細は公式サイト内の「英検CSEスコア」のページをご覧ください。

2016年
全級の4技能化に向けた取り組みの一環として、英検が大きくリニューアルし、問題形式や合否判定法が変更された。

<注>公式サイトの「日本英語検定協会 事業沿革」を参考に作成。

このページのトップに戻る

<関連サイト>
TOEICガイド
TOEFLガイド
IELTSガイド


スパルタ英語・英会話 NCC綜合英語学院

<NCC東京新宿本校のドメインを上のサイトに提供しています>