スパルタ英語・英会話 NCC綜合英語学院

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IELTSの特徴
各テストの構成
- Listening Test
- Reading Test
- Writing Test
- Speaking Test
各テストの学習法
- Listening Test
- Reading Test
- Writing Test
- Speaking Test
終わりに

Speaking Testの学習法

模範解答の音読やシャドウイング
スピーキングの実践練習
文法力アップのための練習
発音練習
Part 2のメモ取りの練習
<参考>話の組み立て方
攻略のヒント


模範解答の音読やシャドウイング
IELTSのSpeaking Testの解答サンプル(音源と英文スクリプトの両方が揃ったもの)をインターネットで収集することは難しいようです。そこで、スピーキング用問題集の模範解答を活用しましょう。まず付属の英文スクリプトで単語や表現、構文をチェックした上で意味を確認します。次に付属のCDを聞き、音読やシャドウイングの練習を繰り返し行います。シャドウイングについては、関連サイトであるTOEFLガイドを参照してください。

TOEFLガイド
- シャドウイング


スピーキングの実践練習
スピーキングも基本的にライティングと同じです。自分で話す練習を重ねることでしか上達しません。IELTSに特化したスピーキング用問題集を利用するだけでなく、インターネットを使ってIELTSのスピーキング・トピックを収集して練習すれば、かなりの場数を踏むことができます。Writing Test対策でも紹介した次の英語サイトでは、IELTSで実際に出題されたトピックを見ることができます。

IELTS-Blog
- Recent IELTS exams

次に、練習の手順の一例を示します。参考にしてください。

準備
1. 過去に出題されたものも含めて、各パートのトピック(質問)をできるだけたくさん集める。
2. 収集したトピックをパートごとにノートに書き留める。
練習
いつもトピック・ノートを携帯し、時間を見つけて練習する。
・環境が許す限り、自分のパフォーマンスはボイスレコーダーなどに録音するようにしましょう。Part 2の練習で録音した自分のスピーチを聞き直す際には、言い落したポイントがないかどうかを必ずチェックするようにしてください。
・Part 2のスピーチでは、2分も話がもたないのではないか、あるいは話が終わる前に時間切れになってしまうのではないか、と心配に思う人も多いようです。練習の際にはストップウオッチなどで時間を計測することを忘れないでください。そうすることで、2分間がどれくらいの長さなのかということを感覚的につかんでおくことはとても大事です。本番では時計を見る必要がないくらい十分に時間を計って練習しておきましょう。
●初めから英語で答えるのが難しい場合
1. 各パートの話の組み立て方に沿って日本語で解答を書いてみる。
2. 書いたものを見ながら「日本語⇒英語」を口頭で行う。
3. 慣れてきたら、日本語で考えながらも初めから英語で答える練習に切り換える。
●英語がすぐに口から出てこない場合
1. 各パートの話の組み立て方に沿って英語で解答を書いてみる。
2. 書いたものを読んで覚える。
3. 書いたものを見ないで答える練習をする。
4. 慣れてきたら、初めから口頭で答える練習に切り換える。

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文法力アップのための練習
4つの採点基準の1つが文法力であることからも分かるように、スピーキングの土台として文法を使いこなす力が欠かせません。自分の文法運用力に不安がある人は高校レベルの参考書を用意し、まず一通り読んで知識として文法を理解します。次に参考書に載っている例文を最大限に活用します。具体的には(1)例文の音読、(2)例文を使った「日本語⇒英語」の口頭練習、といった作業を繰り返し行いましょう。


発音練習
独学では正しい発音を身につけることは難しいということがよく言われ、そのことがさまざま事情から独学せざるを得ない学習者を悩ませることになります。しかし、全く不可能なわけではありません。インターネット上には、発音練習に役立つウェブソフト(ウェブ上で使うことができるソフト)があるからです。例えば、次のサイトは単語や文を入力するとそれを読み上げてくれます。

English Text To Speech
NaturalReader

次に、これらサイトの活用法を記しておきます。

1. ある程度まとまった英文を音読する。
発音の仕方が分からない単語があれば、このサイトで確認する。
2. 自分の音読を録音する。
3. 同じ英文をこのサイトに入力して読み上げるのを聞く。
4. 両者を聞き比べて自分の発音の誤りをチェックする。
5. 正しく発音できるようになるまで繰り返し聞いて練習する。


Part 2のメモ取りの練習
Part 2では、スピーチを始める前に1分間の準備時間が与えられるので、メモを取ることができます。この場合のメモ取りはアイディア(話す材料)を書き出して整理するといったごく簡単なものですが、効果的に行うにはそれなりの練習が必要です。Part 2の練習をする際には、1分間の準備時間を設けてメモ取りの練習をすることも忘れないようにしましょう。


<参考>話の組み立て方
各パートの話の組み立て方を記します。練習の際の参考にしてください。

Part 1 - インタビュー
1. 質問に答える。
2. 1の答えについて、できるだけ例を示すなどして詳しく説明する。
Part 2 - スピーチ
トピック・カードでスピーチの中に入れるように指定しているポイントを上手に利用して話を組み立てます。例えば、入手できるトピック・カードのサンプルを基にスピーチを行う場合には、次のような構成になります。
トピック・カードを含む問題サンプルの入手方法についてはこちらを参照してください。

序論: そのもの自体を簡潔に説明する。
本論: それをどこから手に入れたのか、どれくらいの間所有しているのか、何のために使うのかを詳しく述べる。
結論: それがどうして大切なのかを説明する。
Part 3 - ディスカッション
1. 質問に対して自分の意見を述べる。
2. 1の理由を述べる。
3. 2の理由について、例を示すなどして具体的に説明する。
Part 1とPart 3は、英語に典型的な「概要⇒詳細」という流れで解答するのがポイントです。

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攻略のヒント

・覚えたばかりの単語を試しに使って見るようなことは決してしないようにしましょう。普段から使っていて熟知している単語や表現のみを使うことです。

・難しい単語や表現を使うことによってスコアを上げようとする人がいますが、使い方を間違えるとかえってスコアを下げることになります。難しい単語や表現は、正しい使い方に100%自信がない限りは使わないようにしましょう。

・話の流れを明確にするために接続語句を適切に使用する必要はありますが、あまり使いすぎると不自然に聞こえるので気をつけましょう。

・自分の英語の訛りをあまり気にする必要はありません。むしろ、はっきり分かりやすく話すことが大事です。

・試験官は受験者が述べている内容そのものではなく、受験者の英語のみを評価します。言い換えれば、受験者の話が真実かどうかではなく、受験者の英語に関心があるということです。したがって、例えばPart 2で一番好きな映画についてスピーチをしなければならない場合、 一番好きでもよく説明できない映画ではなく、最近見たばかりで詳しく説明できる映画を選ぶようにすべきです。

・短期間でスコアを上げる一番よい方法は、構造がある程度複雑な文の運用力を身につけることです。そのためには、同じ構造の文を200ぐらい作ってみることです。

・スコア6の獲得が目標であれば、複雑な英語を話す必要はありません。むしろ、簡単な英語でミスをしないようにすることが大事です。ただし、言いたいことを表す単語が思い出せなかったり思いつかなかったりするときに、簡単な単語をいくつか使って言い換えるスキルは不可欠です。

・スコア7の獲得を目指すのであれば、簡単な言葉だけでなく、"economic environment"(経済情勢)や"favorable conditions"(有利な条件)のような、より特殊な表現も使うようにしましょう。また、文と文を上手につないだり構造が複雑な文を使いこなしたりできる必要があります。

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<関連サイト>
・TOEICガイド
・TOEFLガイド
・英検ガイド


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