スパルタ英語・英会話 NCC綜合英語学院

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各テストの構成
- Listening Test
- Reading Test
- Writing Test
- Speaking Test
各テストの学習法
- Listening Test
- Reading Test
- Writing Test
- Speaking Test
終わりに

Writing Testの学習法

解答サンプルの筆写や音読
ライティングの実践練習
課題別対策
レポートの作成
手紙の作成
エッセイ(小論)の作成
攻略のヒント


解答サンプルの筆写や音読
IELTSのライティングに必要な英語の書き言葉を身につけるには、実際にIELTSのWriting Testのために書かれた解答(レポート・手紙・エッセイ)をできるだけたくさん読み、模範解答例は書き写したり音読したりするのが一番の近道です。解答サンプルの収集にはインターネットを活用しましょう。

一例として、次の英語サイトを紹介します。このサイトでは、学生が書いた解答(IELTS教師のコメント付き)やIELTS教師による模範解答を多数見ることができます。

IELTS-Blog
- 学生が書いた解答
- IELTS教師による模範解答

解答サンプルを読んでいて「これは使える」と思った表現はどんどん吸収してしまいましょう。特に、レポート作成のためには増減などの変化を表す表現やデータを示すときに用いる表現、手紙作成のためには目的別の慣用表現、エッセイ作成のためには接続語句のような構成や展開を明示する表現を収集します。

最後に、アイディア収集に役立つ英語サイトを紹介しておきます。このサイトでは、さまざまなトピックについて相反する意見(賛否両論)を収録したデータベースを利用することができます。

IDEA: International Debate Education Association


ライティングの実践練習
ライティングはとにかく自分で書く練習を繰り返すことによって上達するものです。IELTSに特化したライティング用問題集を利用するだけでなく、インターネットでIELTSのライティング・トピックを収集して練習を重ねましょう。前項で紹介したサイトには、世界中の受験者がIELTSで実際に出題された問題を投稿しているコンテンツがあるので、ライティング・トピックを収集することができます。

IELTS-Blog
- Recent IELTS exams

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課題別対策 - Academic Task 1
 レポートの作成

レポート作成の練習を行う際には、次の文章構成を参考にしてください。

序論 グラフが何を表しているのかを記述する。
・問題文やグラフなどの英語をそのまま用いるのはできるだけ避け、言い換えるのが望ましい。
・グラフであれば縦軸と横軸に着目する。
本論 主な特徴を3つ程度(最も顕著なものを1つ、次に顕著なものを2つ)記述する。
・場合によっては、特徴ごとに段落を分けて書く(1つの特徴=1つの段落)。
・個々の特徴について「大まかな説明+具体的な数字を用いた詳細な説明」の組み合わせで記述する。
・時間の経過に伴う変化を表すグラフであれば、増加傾向にあるもの、減少傾向にあるもの、安定しているもの、というように3傾向に分類する。
・同種のものの比較を表すグラフであれば、数値が高いもの、低いもの、その中間のもの、というようにグラフ上のデータを3つのグループに分類する。
結論 全体の要約を記述する。


課題別対策 - General Training Task 1
 手紙の作成

手紙作成の練習を行う際には、次の文章構成を参考にしてください。

第1段落 手紙の目的を明確にする。
第2段落 手紙を書いている理由についてさらに詳しく説明する。
第3段落 どんな返事を期待しているのかを述べる。

手紙を書き上げたら、問題文に箇条書きされた3つのポイントが全て含まれているかどうかを必ず確認するようにしましょう。
問題集やインターネットで集めたトピックを使った実践練習のほかに、次の2つを学習メニューに加えてください。

1. 英文手紙の書き方の習得
この課題では、英語で手紙を書くときのルール(約束事)に従うことが求められています。必ず1度は確認しておきましょう。
2. 手紙の目的に応じた慣用表現の習得
全ての文を一から書こうとすると時間が足りなくなってしまいます。手紙の目的別に適切な決まり文句を身につけましょう。


課題別対策 - Academic / General Training Task 2
 エッセイ(小論)の作成

エッセイ(小論)作成の練習を行う際には、次の文章構成を参考にしてください。
<注>ここでは「どの程度賛成か、あるいは反対か」という問題に対して「大部分は賛成」の場合と「100%賛成」の場合について記しています。

序論
・両方の意見について簡潔に記す(2文)。
主題文: エッセイ(小論)の目的/自分の意見を述べる(1文)。

冒頭で両方の意見を記す際に、問題文の語句や表現をそのまま書き写すのは望ましくありません。適宜、言い換える必要があります。以下は、最初の2文の書き方の一例です。参考にしてください。
1. 問題文を注意して読み、キーワードに下線を引く。
2. キーワードの同意語や関連語を書き出す。
3. 書き出した新しい語句を使って冒頭を書く。
本論
大部分は賛成の場合⇒2段落を使って両方の意見を論じる。 100%賛成の場合⇒3段落を使って賛成意見のみを論じる。
各段落7〜8文が目安 各段落5文が目安
主題文: 反対意見
根拠・理由 1+例・説明
根拠・理由 2+例・説明
根拠・理由 3+例・説明

主題文: 賛成意見
根拠・理由 1+例・説明
根拠・理由 2+例・説明
根拠・理由 3+例・説明
主題文: 根拠・理由 1
例・説明

主題文: 根拠・理由 2
例・説明

主題文: 根拠・理由 3
例・説明
結論
・要約を記す(1文)。
・自分の意見を述べる(1文)。
・未来への展望を述べる(1文)。

ここで新しい情報やアイディアを加えたりしないようにしましょう。

エッセイ(小論)の作成手順については、関連サイトであるTOEFLガイドを参照してください。

TOEFLガイド
- essay(小論)の作成手順

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攻略のヒント

・解答を書く際には、十分に理解していない単語や表現、文構造を使わないようにしましょう。

・接続語句を適切に用いて文章の構成や展開を明確にすることは必要ですが、使い過ぎには注意してください。

・文章の長さが最低語数に対して短すぎると減点されます。例えばTsak 1ではどれくらいの分量を書くと150語になるのかということを、練習で感覚的につかんでおきましょう。

・Task 2では、260〜265語以上書かないようにするのが賢明です。それ以上書くと、見直しの時間がなくなってしまう恐れがあります。また、文章が長くなればなるほどミスが多くなるからです。

・Task 2でアイディアを取捨選択する際には、例を使ってサポートできるアイディアを選ぶようにしましょう。どんなに強力で明快な理由であっても、例を使ってサポートできる必要があります。

・スコア6の獲得を目標とする受験者は、特に複雑な文構造を使う必要はありません。一方、スコア7の獲得を目指す受験者には、ある程度難しい文構造や語彙の使用が求められます。

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<関連サイト>
・TOEICガイド
・TOEFLガイド
・英検ガイド


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